説明と同意

説明と同意|対象者が納得して選ぶための支え

インフォームドコンセントは、対象者が十分な説明を受けたうえで自ら選ぶ過程です。運動指導や情報共有でもこの姿勢が信頼関係の土台になります。

レベル 入門〜実践監修 日原 裕太 NSCA-CPT

インフォームドコンセントとは

インフォームドコンセントは、対象者が内容やリスクを理解したうえで、自分の意思で同意したり選んだりする過程を指します。もともとは医療行為に関する考え方ですが、運動指導や情報共有でも基本となる姿勢です。

一方的に決めて従わせるのではなく、対象者が主体的に選べるよう支えることが、現代的な支援の前提になっています。

説明すべき要素

説明では、対象者が判断するために必要な情報を分かりやすく伝えます。

  • これから行う運動や対応の目的
  • 期待される効果と、起こりうるリスク
  • ほかに選べる方法があるか
  • 中止したいときはいつでもやめられること

理解できる言葉で伝える

専門用語をそのまま使うと、対象者は理解しにくくなります。相手の知識や状況に合わせて、平易な言葉に置き換えて説明することが大切です。理解を確認しながら進めると、形だけの同意になりません。

同意は撤回できる

一度同意したことでも、対象者はいつでも考えを変えてやめることができます。この自由が保証されていることを伝えると、対象者は安心して取り組めます。無理に続けさせる姿勢は信頼を損ないます。

連携場面での同意

医療職へ情報を共有したり、受診を勧めたりする場面でも、対象者の同意が前提になります。本人の意思を尊重しながら連携を進めることが、安心して任せてもらえる関係につながります。

医療免責

本記事は教育目的の学習コンテンツです。診断・治療行為を代替するものではありません。痛み・しびれ・急性外傷・発熱・進行性の症状や、医師から運動制限を受けている場合は、自己判断で進めず医師・国家資格者にご相談ください。

よくある質問

インフォームドコンセントは医療だけのものですか

もともとは医療の考え方ですが、運動指導や情報共有でも基本となる姿勢です。対象者が理解したうえで主体的に選べるよう支えることが大切です。

同意は途中で撤回できますか

できます。一度同意したことでも、対象者はいつでも考えを変えてやめられます。この自由を保証することで、安心して取り組んでもらえます。

説明はどの程度詳しくすべきですか

目的、期待される効果とリスク、ほかの選択肢、中止できることを、相手が理解できる平易な言葉で伝えます。理解を確認しながら進めるのが大切です。

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