学習目標
学習目標の立て方
学習目標は、学習者が最終的に何をできるようになるかを示す到達点です。曖昧な目標は評価も指導も曖昧にします。
目標がすべての基準になる
学習目標は、内容の取捨選択、指導方法の選択、評価の設計すべての判断基準になります。目標が明確であるほど、カリキュラム全体に一貫性が生まれます。
目標が曖昧だと、教える側も学ぶ側も到達したかどうかを判断できません。まず目標を具体化することが出発点です。
観察できる行動で書く
理解するや知るといった内面的な表現は、達成したかどうかを外から確認できません。説明できる、実施できる、評価できるなど、観察可能な行動で記述します。
- 曖昧な例 関節可動域を理解する
- 明確な例 関節可動域を測定し基準値と比較して判定できる
三つの領域で整理する
学習目標は、知識を扱う認知領域、技能を扱う運動技能領域、態度を扱う情意領域に分けて整理すると抜けが減ります。運動指導では三領域すべてが重要です。
難易度の段階を意識する
目標には覚える段階から応用する段階まで難易度の幅があります。基礎的な知識の習得と、状況に応じて判断し実行する応用とを区別して配置します。
目標の数を絞る
目標が多すぎると焦点がぼやけます。本当に到達してほしい核心的な目標に絞り込み、それを確実に達成できる構成にすることが大切です。
医療免責
本記事は教育目的の学習コンテンツです。診断・治療行為を代替するものではありません。痛み・しびれ・急性外傷・発熱・進行性の症状や、医師から運動制限を受けている場合は、自己判断で進めず医師・国家資格者にご相談ください。
よくある質問
目標はいくつくらいが適切ですか
一律の正解はありませんが、限られた学習時間で確実に到達できる数に絞ることが重要です。多すぎる目標は消化不良を招きます。
態度の目標はどう評価すればよいですか
態度は直接測りにくいため、観察できる行動に置き換えて評価します。たとえば安全確認の手順を毎回実施しているかなど、行動として確認します。
目標は途中で変えてもよいですか
学習者の状況や評価結果を踏まえて見直すことは適切です。ただし変更する際は内容と評価も連動して調整する必要があります。
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