サプリメント基礎

プロテインの基礎 種類と現場での使いどころ

プロテインはタンパク質を手軽に補える補助食品で、種類ごとの特徴と適量を理解して使うことが大切です。

レベル 入門〜実践監修 日原 裕太 NSCA-CPT

プロテインの位置づけ

プロテインパウダーは、牛乳や大豆などを原料にタンパク質を濃縮した補助食品です。食事だけでタンパク質を確保しにくい場合に、手軽に量を補える点が利点です。

あくまで食品の一種であり、特別な効果を持つ薬ではありません。総タンパク質量を整える手段の一つとして捉えます。

主な種類と特徴

原料によっていくつかの種類があり、消化吸収の速さや味、価格に違いがあります。目的や好みに合わせて選びます。

  • ホエイ 牛乳由来で比較的吸収が速く、運動後によく使われる
  • カゼイン 牛乳由来で吸収が緩やかで、就寝前などに選ばれることがある
  • 大豆(ソイ) 植物由来で、乳製品を避けたい人に向く
  • えんどう豆など その他の植物性原料の製品も増えている

タンパク質量の目安

一般に、運動習慣のある人では体重あたり一定量のタンパク質摂取が推奨されますが、必要量は活動量や目的によって幅があります。まず一日の合計量を意識します。

プロテインはこの合計量を満たすための補助です。三度の食事でどれだけ取れているかを把握し、不足分を補うように使うと過不足を避けやすくなります。

使うタイミングの考え方

運動後の補給がよく話題になりますが、近年は一日の総摂取量と各食での適切な配分の方がより重視される傾向があります。タイミングだけにこだわりすぎないことが大切です。

朝食でタンパク質が不足しやすい人が朝に補う、間食として取り入れるなど、生活に合わせた使い方が現実的です。

注意点

乳製品でお腹を壊しやすい人はホエイやカゼインで不調が出ることがあります。その場合は植物性を試すなどの調整を検討します。

また、プロテインを足すことで総摂取エネルギーが増えます。減量中はその分を食事から差し引くなど、全体のバランスで考えることが必要です。

医療免責

本記事は教育目的の学習コンテンツです。診断・治療行為を代替するものではありません。痛み・しびれ・急性外傷・発熱・進行性の症状や、医師から運動制限を受けている場合は、自己判断で進めず医師・国家資格者にご相談ください。

よくある質問

プロテインを飲むと太りますか。

プロテイン自体に太らせる特別な作用はありません。総摂取エネルギーが消費を上回れば体重は増えるため、全体のカロリー収支の中で位置づけることが大切です。

運動をしない人がプロテインを飲んでも意味はありますか。

食事でタンパク質が不足している人には補助になり得ます。十分に取れている人には必須ではなく、利便性のために使う位置づけになります。

ホエイとソイはどちらが良いですか。

優劣を一概に決められません。乳製品の相性や味の好み、価格などで選ぶのが現実的です。乳製品で不調が出る人にはソイなどの植物性が向きます。

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