対象トレーナー / 理学療法士 / 医師 / スポーツ指導者
関連資格NSCA-CPT / NESTA-PFT / JATI-ATI
著者cortis Academy 編集部
監修日原 裕太(NSCA-CPT)
最終更新日2026/05/05
免責:本記事は教育目的の学習コンテンツです。診断・治療を代替するものではありません。
スポーツ医学
急性外傷と慢性障害の分類・応急処置・代表的スポーツ外傷を体系的に学ぶ
急性外傷 vs 慢性障害
スポーツ傷害は大きく急性外傷(一回の外力で発生)と慢性障害(反復負荷で発生)に分類されます。急性外傷は骨折・脱臼・捻挫・肉離れなど、慢性障害は疲労骨折・腱炎・シンスプリントなどが代表例です。
RICE → POLICE 原則
従来のRICE(Rest/Ice/Compression/Elevation)に代わり、現在はPOLICE原則が推奨されています。
完全安静ではなく「適切な負荷」を早期から加えることで、組織修復を促進します。
骨折の分類
開放骨折
骨が皮膚を突き破る。感染リスク高く緊急手術適応。
閉鎖骨折
皮膚は破れない。単純X線で診断。疲労骨折はMRIが有効。
骨折の治癒過程:炎症期(1-2週)→ 仮骨形成期(2-6週)→ リモデリング期(数ヶ月〜1年)
靭帯損傷のグレード分類
Grade I(軽度)
靭帯繊維の微小断裂。関節不安定性なし。2-4週で復帰可能。
Grade II(中等度)
靭帯の部分断裂。軽度の不安定性。4-8週のリハビリ。
Grade III(重度)
靭帯の完全断裂。著明な不安定性。手術適応の検討。
代表的スポーツ外傷
ACL損傷
非接触型が約70%。受傷機転:急停止・方向転換・着地。女性は男性の2-8倍のリスク。再建術後6-9ヶ月で競技復帰。
アキレス腱断裂
30-50歳の男性に多い。Thompson テスト陽性。保存療法 vs 手術療法の選択。
肉離れ
ハムストリングスが最多。I度(軽度)〜III度(完全断裂)に分類。MRIで重症度判定。
次にやること
この記事で学んだ内容を、問題演習・関連トピック・ロードマップ・ケーススタディで定着させましょう。
更新履歴
- 2026/05/05最終更新(学習メタ情報・参考文献ポリシー追加)
- 2026/05/05初版公開
最新の研究動向・診療ガイドラインの更新に応じて、定期的にコンテンツを見直しています。
この記事の主な参考文献
本記事は以下の文献・ガイドラインを参考に作成しています。最新の研究動向に応じて更新されます。
参考文献・出典ポリシー
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- 査読論文:PubMed・Cochrane Library・PEDro
- 診療ガイドライン:日本整形外科学会・日本臨床スポーツ医学会等
- 専門書:NSCA Essentials of Strength Training and Conditioning 等
- 公式テキスト:NSCA・NESTA・JATI等の各資格団体公式教材
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