対象トレーナー / 理学療法士 / 医師 / スポーツ指導者
関連資格NSCA-CPT / NESTA-PFT / JATI-ATI
著者cortis Academy 編集部
監修日原 裕太(NSCA-CPT)
最終更新日2026/05/05
免責:本記事は教育目的の学習コンテンツです。診断・治療を代替するものではありません。
救急処置法
BLS・CPR・AED・熱中症・頭部外傷の評価と対応を学ぶ
BLS(一次救命処置)手順
反応がなく正常な呼吸がない場合、直ちに胸骨圧迫を開始します。「死戦期呼吸」は心停止のサインであり、正常呼吸ではありません。
CPR(心肺蘇生法)
胸骨圧迫と人工呼吸の比率は30:2です。
胸骨圧迫
深さ:約5cm(6cmを超えない)。テンポ:100-120回/分。胸壁を完全に戻す。中断を最小限に。
人工呼吸
1回1秒かけて吹き込む。胸が上がる程度の量。ためらう場合は胸骨圧迫のみでも有効。
AED使用法
電源ON → パッド装着(右鎖骨下+左側胸部)→ 解析 → ショックボタン → 直ちにCPR再開(2分間)
AEDは心室細動(VF)と無脈性心室頻拍(pVT)に対して有効です。心静止(Asystole)にはショック不適応。
熱中症の分類と WBGT
I度(軽症)
めまい・立ちくらみ・筋痙攣・大量発汗。現場で冷却・水分補給。
II度(中等症)
頭痛・嘔吐・倦怠感・集中力低下。医療機関受診。経口補水液。
III度(重症)
意識障害・痙攣・高体温(40℃以上)。救急搬送。氷水浸漬が最速冷却法。
頭部外傷の評価(SCAT5)
SCAT5(Sport Concussion Assessment Tool 5th edition)は脳振盪の標準評価ツールです。症状チェック(22項目)・認知機能テスト・バランステストで構成。競技中に脳振盪が疑われたら即座に退場させ、当日の復帰は認めません。
次にやること
この記事で学んだ内容を、問題演習・関連トピック・ロードマップ・ケーススタディで定着させましょう。
更新履歴
- 2026/05/05最終更新(学習メタ情報・参考文献ポリシー追加)
- 2026/05/05初版公開
最新の研究動向・診療ガイドラインの更新に応じて、定期的にコンテンツを見直しています。
この記事の主な参考文献
本記事は以下の文献・ガイドラインを参考に作成しています。最新の研究動向に応じて更新されます。
参考文献・出典ポリシー
cortis Academyは、査読論文・診療ガイドライン・専門書を出典として、信頼できる学術情報を編集しています。
- 査読論文:PubMed・Cochrane Library・PEDro
- 診療ガイドライン:日本整形外科学会・日本臨床スポーツ医学会等
- 専門書:NSCA Essentials of Strength Training and Conditioning 等
- 公式テキスト:NSCA・NESTA・JATI等の各資格団体公式教材
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