対象トレーナー / 理学療法士 / 医師 / スポーツ指導者
関連資格NSCA-CPT / NESTA-PFT / JATI-ATI
著者cortis Academy 編集部
監修日原 裕太(NSCA-CPT)
最終更新日2026/05/05
免責:本記事は教育目的の学習コンテンツです。診断・治療を代替するものではありません。
病態生理学
運動指導に必要な主要疾患の病態メカニズムを理解する
糖尿病の病態
1型糖尿病
自己免疫による膵β細胞破壊。インスリン絶対的不足。若年発症が多い。インスリン注射が必須。運動時の低血糖に注意。
2型糖尿病
インスリン抵抗性+分泌低下。遺伝的素因+生活習慣。全糖尿病の約95%。運動療法でインスリン感受性改善(GLUT4発現増加)。
高血圧の機序
血圧 = 心拍出量 × 末梢血管抵抗。本態性高血圧(90%以上)は遺伝・食塩過多・肥満・ストレスが関与。
有酸素運動で収縮期血圧が5-8mmHg低下。高血圧患者のレジスタンス運動ではバルサルバ法を避ける。
動脈硬化の進行
内皮障害 → LDL蓄積 → マクロファージ泡沫化 → 脂肪線条 → 線維性プラーク → 粥腫破裂 → 血栓形成。定期的な有酸素運動はHDL増加・内皮機能改善で進行を抑制します。
心不全
心臓のポンプ機能が低下し、全身に十分な血液を送れない状態。NYHA分類(I-IV)で重症度を評価。運動耐容能の指標としてAT(嫌気性代謝閾値)を用いた運動処方が推奨されます。
COPD・骨粗鬆症
COPD
慢性気管支炎と肺気腫の総称。喫煙が最大原因。呼吸リハビリテーション(口すぼめ呼吸・腹式呼吸)が有効。
骨粗鬆症
骨密度がYAM70%以下。閉経後女性に多い(エストロゲン低下)。荷重運動と高衝撃運動で骨密度維持・改善。
次にやること
この記事で学んだ内容を、問題演習・関連トピック・ロードマップ・ケーススタディで定着させましょう。
更新履歴
- 2026/05/05最終更新(学習メタ情報・参考文献ポリシー追加)
- 2026/05/05初版公開
最新の研究動向・診療ガイドラインの更新に応じて、定期的にコンテンツを見直しています。
この記事の主な参考文献
本記事は以下の文献・ガイドラインを参考に作成しています。最新の研究動向に応じて更新されます。
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- 査読論文:PubMed・Cochrane Library・PEDro
- 診療ガイドライン:日本整形外科学会・日本臨床スポーツ医学会等
- 専門書:NSCA Essentials of Strength Training and Conditioning 等
- 公式テキスト:NSCA・NESTA・JATI等の各資格団体公式教材
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