乳酸産生とpH調節を統合的に語れる
📋 前提 水分電解質基礎
- 1. 正常pH範囲
- 2. 運動時pH変化
- 3. 緩衝システム
- 4. 重炭酸ナトリウムサプリ
- 5. 易しい比喩
- 6. 章末問題
1. 正常pH範囲
動脈血 7.35-7.45。HCO₃⁻ 22-26mEq/L、PaCO₂ 35-45mmHg。3つの調節系=化学緩衝(秒)/呼吸(分)/腎(時間-日)。
2. 運動時pH変化
高強度運動でH⁺・乳酸蓄積→pH低下(7.0-7.1まで下がりうる)。これがパフォーマンス低下の主因の一つ[1]。
3. 緩衝システム
| 系 | 速度 |
|---|---|
| 重炭酸 | 秒 |
| 蛋白(Hb等) | 秒 |
| 呼吸 | 分 |
| 腎 | 時間-日 |
4. 重炭酸ナトリウムサプリ
0.3g/kg・運動60-90分前。短時間高強度(1-7分)パフォーマンス向上のエビデンス強。ただし下痢副作用あり[2]。
5. 易しい比喩
体は「酸の処理工場」。運動で工場の処理が追いつかなくなり酸が溜まる(疲れ)。重炭酸は「酸を中和する液体」を事前に補充するイメージ。
6. 章末問題
- 正常動脈血pH
- 4つの緩衝系
- 重炭酸サプリ用量
- 高強度運動時の最低pH
- 呼吸性緩衝の速度
pHは秒-分-時間の3段階で守られる。運動性アシドーシスはパフォーマンス律速の一つ。重炭酸で底上げ可能。
酸塩基4緩衝(重炭酸/蛋白/呼吸/腎)+重炭酸サプリ0.3g/kgを覚える歌
📚 参考文献
- Cairns SP. Sports Med. 2006;36(4):279-291
- Carr AJ et al. Sports Med. 2011;41(10):801-814
テーマソング / cortis music
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📚 参考文献・推奨エビデンス
- McArdle WD et al.. (2023). Exercise Physiology: Nutrition, Energy, and Human Performance, 9th Edition. Lippincott.
- ACSM. (2021). ACSM’s Guidelines for Exercise Testing and Prescription, 11th Edition. Wolters Kluwer.
- Kenney WL et al.. (2022). Physiology of Sport and Exercise, 7th Edition. Human Kinetics.
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酸塩基平衡と運動の生理の現場での実践ポイント
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現場でよく見られる誤解を整理することで、クライアントへの正確な指導が実現します。
エビデンスに基づいた正しい知識で、誤った情報の修正も行えるようになりましょう。
誤解されやすい典型例
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まとめ:現場で活かすためのチェックポイント
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📚 参考文献・推奨エビデンス
- McArdle WD et al.. (2023). Exercise Physiology: Nutrition, Energy, and Human Performance, 9th Edition. Lippincott.
- Bassett DR & Howley ET. (2000). Limiting factors for maximum oxygen uptake and determinants of endurance performance. Med Sci Sports Exerc. DOI
- Kenney WL et al.. (2022). Physiology of Sport and Exercise, 7th Edition. Human Kinetics.