学習領域心理学・行動変容
対象トレーナー / 理学療法士 / 医師 / スポーツ指導者
関連資格NSCA-CPT / NESTA-PFT / JATI-ATI
著者cortis Academy 編集部
監修日原 裕太(NSCA-CPT)
最終更新日2026/05/05
免責:本記事は教育目的の学習コンテンツです。診断・治療を代替するものではありません。実際の医療判断は医師・国家資格者の判断を優先してください。
動機づけ面接(MI)|クライアントの変化の動機を引き出す技法
動機づけ面接(MI)は、クライアント自身が変化への動機を発見し行動を選択できるよう支援するコーチングコミュニケーション技法です。説得より傾聴・アドバイスより質問を軸とした関わりが、継続的な行動変容を促します。
対象: 健康支援者
関連: NSCA-CPT
関連: 健康運動指導士
認定講座準備中
- MIの4つの基本原則(PACE)を整理します。
- 傾聴・反射・開かれた質問・要約(OARS)の技法を学びます。
- 変化の言葉(チェンジトーク)の引き出し方を把握します。
- MIを運動指導セッションに組み込む実践方法を理解します。
このページで学べること
Partnership(協働)・Acceptance(受容)・Compassion(思いやり)・Evocation(引き出し)。専門家が答えを教えるのではなく、クライアントが自分の答えを見つけるサポートをします。
Open questions(開かれた質問:「どんな変化を望んでいますか?」)・Affirm(肯定)・Reflect(反射)・Summarize(要約)の4技法で対話を深めます。
「変わりたい」「変われると思う」「変わる理由がある」「変わる準備ができている」という発言(チェンジトーク)を引き出し、強化することがMIの核心です。
「するべき」「なぜしないの」という説得は抵抗(サステイントーク)を増やします。両面的な気持ちを認めながら変化の可能性を探る姿勢が重要です。
動機づけ面接(MI)とは何か
「運動すべきことは分かっている、でもできない」というクライアントへの一番の支援は、より詳しい知識の提供ではなく、変化への動機を自分で見つけてもらうサポートです。
MIのスキルは練習が必要ですが、数回のセッションで関係性の質が変わることを実感できます。
現場への応用
- 初回面談でのMI的ヒアリング(目標・価値観・変化の重要度)
- 「運動を続けることについてどう思いますか?」という問いかけ
- 継続が止まったクライアントへの非評価的な再開支援
- クライアントが自ら目標を設定できるようにする面談設計
- チェンジトークが出たときの強化と次のステップへの誘い
よくある質問
MIはコーチングと何が違いますか?
MI は特に「変化への両面的気持ち(アンビバレンス)」の解決に特化しています。コーチングより心理的な葛藤の扱いに焦点があります。両者は補完的な関係です。
MIを学ぶにはどうすればいいですか?
書籍(『動機づけ面接法』ミラー&ロルニック)の読書に加え、ロールプレイ練習・スーパービジョンによる実践的学習が推奨されます。
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次にやること
この記事で学んだ内容を、問題演習・関連トピック・ロードマップ・ケーススタディで定着させましょう。
更新履歴
- 2026/05/05最終更新(学習メタ情報・参考文献ポリシー追加)
- 2026/05/05初版公開
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この記事の主な参考文献
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