解剖学 · 関節
関節の数は約260個|種類・形・可動域のしくみを完全解説
関節は、骨と骨をつなぎ身体を動かす連結部です。可動関節(自由に動く関節)はおよそ260個前後あるとされます。本記事では、関節の種類・形による分類・動きのしくみ・代表例まで、初めての方にもわかるように解説します。
関節は全部で何個?
関節の数は、何をもって「関節」と数えるかで大きく変わります。骨どうしのつなぎ目すべてを含めると300以上、その中で自由に動く可動関節に限るとおよそ260個前後と言われます。骨が206個あり、その連結部として多数の関節が存在します。数は資料により幅があるため「約260個」と捉えるのが実用的です。
関節の3つの種類(動きやすさ)
関節は、動く範囲によって3つに分けられます。
- 可動関節(滑膜関節)…肩・肘・膝・股関節など、自由に大きく動く関節。運動指導の主役
- 半関節(軟骨結合)…椎間板や恥骨結合など、わずかに動く関節。衝撃吸収や安定に寄与
- 不動関節(線維性連結)…頭蓋骨の縫合など、ほとんど動かない関節。保護・固定が役割
関節の形による分類(可動関節)
自由に動く可動関節は、骨の組み合わさり方(形)によってさらに分類されます。形が動きの方向を決めています。
関節を動かす「可動域(ROM)」とは
関節が動く範囲を可動域(ROM:Range Of Motion)と呼びます。可動域は、関節の形・靭帯・筋肉の柔軟性・関節包の状態などで決まります。可動域が狭くなると、日常動作やトレーニングのフォームに制限が出ます。ストレッチやモビリティ運動は、この可動域を保つ・広げるために行います。
関節を守る組織
- 軟骨…骨の表面を覆い、動きを滑らかにし衝撃を吸収する
- 靭帯(じんたい)…骨と骨をつなぎ、関節が外れないよう安定させる
- 関節包・滑液…関節を包み、潤滑油(滑液)で摩擦を減らす
- 筋肉・腱…関節を動かし、同時に外側から支えて安定させる
医療免責
本記事は教育目的の学習コンテンツです。診断・治療行為を代替するものではありません。関節の痛み・腫れ・引っかかり・不安定感がある場合は、自己判断で運動を進めず医療機関にご相談ください。
よくある質問
関節は全部で何個ありますか?
自由に動く可動関節でおよそ260個前後とされます。数え方により幅があり、つなぎ目すべてを含めると300以上になります。
一番よく動く関節はどこですか?
肩関節と股関節(球関節)です。あらゆる方向に動かせる、最も自由度の高い関節です。
可動域(ROM)とは何ですか?
関節が動く範囲のことです。関節の形・靭帯・筋肉の柔軟性などで決まり、ストレッチで維持・改善を目指します。
膝や肘はどんな関節ですか?
蝶番関節です。ドアの蝶番のように、主に一方向への曲げ伸ばしを行います。
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