№003 · 基礎医学・身体科学

運動生理学

運動という刺激に身体がどう反応・適応するかを体系的に学びます。

レベル 入門〜実践読了 約7分監修 日原 裕太 NSCA-CPT

運動生理学は、運動中・運動後に身体で起きる変化を扱う応用生理学です。エネルギー代謝・心肺応答・筋収縮・トレーニング適応を統合的に理解することで、根拠ある処方が可能になります。

なぜ現場で重要なのか

指導の質は「なぜそうするのか」を説明できるかで決まります。運動生理学を理解すると、感覚に頼った指導から、基礎医学・身体科学の原理にもとづいた再現性のある指導へと変わります。クライアントへの説得力が増し、医療従事者との連携でも共通言語として機能します。

運動生理学で押さえる要点

3つのエネルギー供給系

ホスファゲン系(〜10秒・最大努力)、解糖系(〜2分・高強度持続)、有酸素系(長時間)。種目の時間と強度から主働系を見極め、休息時間と頻度を設計します。

最大酸素摂取量(VO2max)とその意味

VO2maxは有酸素能力の指標で、持久系パフォーマンスと健康指標の両方に関わります。トレーニングで向上し、生活習慣病リスクの低下とも関連します。

乳酸性作業閾値(LT)の活用

乳酸が急増し始める強度(LT)を境に、持久力トレーニングの強度ゾーンを分けます。LT付近の刺激が持久力向上に効率的です。

医療免責

本記事は教育目的の学習コンテンツです。診断・治療行為を代替するものではありません。医療判断が必要な場合は医師・国家資格者の判断を優先してください。

よくある質問

運動生理学は初心者でも学べますか?

はい。本記事は入門から実践まで段階的に整理しているため、これから学ぶ方でも理解できます。基礎を押さえたうえで、Proでは論文解説や症例検討でさらに深掘りできます。

運動生理学を現場でどう使えばよいですか?

クライアントへの説明、プログラム設計の根拠、医療従事者との連携の共通言語として活用できます。本記事の要点を、評価・指導の判断材料として使ってください。

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