解剖学 · 上肢
手の骨は27個|手根骨・中手骨・指骨の名前と並び方を完全解説
片手の骨は27個。手首の手根骨8個、手のひらの中手骨5個、指の指骨14個で構成されます。両手で54個、これは全身206個の約1/4にあたります。本記事では、手の骨の名前・並び・覚え方までやさしく解説します。
手の骨は何個?
片手の骨は27個です。内訳は、手首の手根骨8個・手のひらの中手骨5個・指の指骨14個。両手では54個になり、全身の骨206個のうち約1/4が手に集中しています。手は「細かく複雑に動く」ために、これだけ多くの小さな骨が組み合わさっています。
手の骨27個の内訳
手根骨(手首)8個
手根骨は手首にある8個の小さな骨で、近位列(前腕側)と遠位列(指側)の2列に4個ずつ並びます。とくに舟状骨は転倒で手をついたときに骨折しやすく、見逃されやすい骨として知られます。
覚え方の語呂として「父さん(舟状)の月(月状)三角(三角)に豆(豆状)、大小(大・小菱形)の有頭(有頭)に鈎(有鈎)」のように、近位列→遠位列の順でリズムにのせると定着しやすいです。
中手骨(手のひら)5個
中手骨は手のひらを構成する5本の骨で、親指側から第1〜第5中手骨と呼びます。指の付け根(ナックル)を作り、握る・つまむ動作の土台になります。ボクシングで折れやすい「ボクサー骨折」は、第5中手骨(小指側)に多く起こります。
指骨(ゆび)14個
指の骨は14個。親指だけは2個(基節骨・末節骨)、人差し指〜小指は3個ずつ(基節骨・中節骨・末節骨)で、2+3×4=14個になります。親指に中節骨がないぶん短く、その代わり付け根の関節が自由に動いて「ものをつまむ」動作を可能にしています。
医療免責
本記事は教育目的の学習コンテンツです。診断・治療行為を代替するものではありません。手・手首の痛みや変形、しびれがある場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。
よくある質問
手の骨は何個ありますか?
片手で27個、両手で54個です。手根骨8・中手骨5・指骨14の合計です。
なぜ手にはこんなに骨が多いのですか?
細かく複雑な動き(つまむ・握る・操作する)を実現するためです。小さな骨と関節が多いほど、繊細で多彩な動作ができます。
親指だけ骨が少ないのはなぜですか?
親指には中節骨がなく基節・末節の2個だけです。そのぶん付け根の関節がよく動き、他の指と向き合う「対立運動」ができます。
手首で折れやすい骨は?
親指側の舟状骨です。転倒して手をついたときに折れやすく、レントゲンで見えにくいこともあるため注意が必要です。
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