第9章:特殊集団 基礎(2/2)

第9章:特殊集団

タップして正答確認 (2/6)

Q21高血圧クライアントが運動中に避けるべきものとして最も適切なものはどれか。

A. 有酸素運動
B. ストレッチ
C. バルサルバ法(息を止めて力む動作)
正答: C
バルサルバ法は血圧を急激に上昇させるため、高血圧クライアントにとって危険であり、常に呼吸を継続するよう指導する。
Q22定期的な有酸素運動が血圧に与える効果として正しいものはどれか。

A. 安静時血圧の約5〜7mmHg程度の低下
B. 安静時血圧の上昇
C. 血圧に影響なし
正答: A
定期的な有酸素運動は安静時血圧を収縮期・拡張期ともに約5〜7mmHg低下させるエビデンスがある。
Q23ACL(前十字靭帯)再建術後のリハビリにおいて、初期段階で最も重要なことはどれか。

A. 直ちに全力スプリントを行う
B. 片脚ジャンプテストを行う
C. 関節可動域の回復と大腿四頭筋の機能回復
正答: C
ACL再建術後の初期は関節可動域の回復と大腿四頭筋(特にVMO)の再活性化が最優先事項である。
Q24肩関節不安定症のクライアントに対するエクササイズ指導で注意すべき点はどれか。

A. オーバーヘッド動作を積極的に行う
B. ローテーターカフの強化と肩甲骨安定化エクササイズを優先する
C. 肩のストレッチのみ行う
正答: B
肩関節不安定症ではローテーターカフと肩甲骨安定化筋群の強化を優先し、不安定性を悪化させる動作を避ける。
Q25運動誘発性喘息(EIA)の管理として最も適切なものはどれか。

A. 高強度のみで短時間行う
B. 十分なウォームアップ、処方薬の事前使用、環境要因(冷気・乾燥)への配慮
C. 運動を完全に避ける
正答: B
運動誘発性喘息の管理には十分なウォームアップ(15分程度の漸増的ウォームアップ)、処方薬の事前使用、冷気や乾燥空気の回避が有効。
Q26高齢者における運動の主な効果として正しいものはどれか。

A. 筋力低下の加速
B. 転倒リスクの低下、骨密度維持、日常生活動作能力の改善
C. 認知機能への影響なし
正答: B
高齢者の運動は転倒リスクの低下、骨密度の維持、筋力・バランスの改善、認知機能の維持など多くの効果がある。
Q27妊婦が運動中に直ちに中止すべき症状として正しいものはどれか。

A. 膣出血、腹部の激痛、めまい、羊水の漏出
B. 軽い足の浮腫
C. 軽い息切れ
正答: A
膣出血、腹部の激痛、めまい、羊水の漏出は重大な合併症の兆候であり、直ちに運動を中止し医療機関を受診する。
Q28妊婦が避けるべき運動として最も適切なものはどれか。

A. コンタクトスポーツ、転倒リスクの高いスポーツ、高所でのスポーツ
B. 水泳
C. ウォーキング
正答: A
コンタクトスポーツ、転倒リスクの高い活動(スキーなど)、高所でのスポーツは胎児と母体の安全のため避けるべき。
Q29糖尿病クライアントが運動前に血糖値が250mg/dL以上でケトン体が陽性の場合の対応はどれか。

A. 低強度運動であれば問題ない
B. そのまま運動を開始する
C. 運動を中止し、医師に連絡する
正答: C
血糖値250mg/dL以上でケトン体陽性は糖尿病性ケトアシドーシスのリスクがあり、運動は中止して医師に連絡する。
Q30関節リウマチの急性期(フレアアップ中)における運動処方として適切なものはどれか。

A. 高強度レジスタンストレーニング
B. 関節可動域エクササイズと穏やかな活動のみ
C. 完全な安静(一切の運動を禁止)
正答: B
急性期は関節の炎症が活発な状態であり、穏やかな関節可動域エクササイズのみを行い、高強度運動は避ける。
Q31関節リウマチの寛解期における運動処方として適切なものはどれか。

A. 関節可動域エクササイズのみ
B. 段階的なレジスタンストレーニングと有酸素運動を含む包括的プログラム
C. 完全な安静
正答: B
寛解期は炎症が落ち着いた状態であり、段階的にレジスタンストレーニングと有酸素運動を含む包括的プログラムが適切。
Q32高齢者のバランストレーニングの例として最も適切なものはどれか。

A. バーベルスクワット(高負荷)
B. 片脚立位、タンデム歩行、安定性ボール上での座位バランス
C. ベンチプレス
正答: B
片脚立位、タンデム歩行(かかととつま先をつけて一直線に歩く)、安定性ボールなどが高齢者のバランストレーニングに適切。
Q33高齢者の有酸素運動処方における推奨頻度はどれか。

A. 週3〜5回
B. 週1回
C. 毎日2時間
正答: A
高齢者の有酸素運動は週3〜5回、中等度の強度で20〜60分が推奨される。
Q34妊娠第2三半期以降に仰臥位エクササイズを避ける具体的な週数の目安はどれか。

A. 妊娠4週以降
B. 妊娠16週(約4ヶ月)以降
C. 分娩直前のみ
正答: B
妊娠16週以降(第2三半期以降)は子宮の増大により仰臥位での下大静脈圧迫リスクが高まるため、仰臥位エクササイズを避ける。
Q35高血圧の定義として現在のガイドラインに基づくものはどれか。

A. 収縮期≧160mmHg または拡張期≧100mmHg
B. 収縮期≧120mmHg または拡張期≧80mmHg
C. 収縮期≧130mmHg または拡張期≧80mmHg
正答: C
2017年のACC/AHAガイドラインでは、高血圧は収縮期130mmHg以上または拡張期80mmHg以上と定義されている。

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