解剖学 · 下肢
足の骨は26個|足根骨・中足骨・趾骨の名前とアーチのしくみを完全解説
片足の骨は26個。足根骨7個・中足骨5個・趾骨14個で構成されます。両足で52個、これらが「足のアーチ(土踏まず)」を作り、立つ・歩く・走る・跳ぶ動作を支えます。本記事では足の骨の名前・並び・アーチのしくみまで解説します。
足の骨は何個?
片足の骨は26個です。内訳は、かかと〜足首の足根骨7個・足の甲の中足骨5個・足指の趾骨14個。両足では52個で、手(片手27個)とよく似た構成ですが、足は「体重を支える」ために骨が大きく頑丈にできています。
足の骨26個の内訳
足根骨(かかと〜足首)7個
足根骨は7個。なかでも踵骨(しょうこつ)はかかとを作る最も大きな足根骨で、アキレス腱が付着します。距骨(きょこつ)は脛骨・腓骨と関節し、上半身の体重を足全体へ伝える「中継点」です。
中足骨(足の甲)5個
中足骨は5本。母趾側から第1〜第5中足骨と呼びます。足のアーチ(後述)を支える梁の役割を果たし、歩行時の蹴り出しで力を伝えます。第5中足骨の付け根は、捻挫の際に剥離骨折(下駄骨折)が起きやすい場所です。
趾骨(足指)14個
足指の骨は14個。母趾(親指)だけは2個(基節骨・末節骨)、第2〜第5趾は3個ずつ(基節・中節・末節骨)で、2+3×4=14個。手の指と同じ構成ですが、足趾は短く、主に地面を蹴る・バランスを取る役割です。
足の3つのアーチ
足の骨がただ並ぶのではなく、立体的な3つのアーチを作っているのが足の最大の特徴です。
- 内側縦アーチ…いわゆる「土踏まず」。衝撃吸収の主役。低下すると扁平足
- 外側縦アーチ…小指側のアーチ。体重を支え安定させる
- 横アーチ…足指の付け根を横に結ぶアーチ。低下すると開張足・外反母趾の一因
これらのアーチが、着地の衝撃を吸収するバネと、地面を蹴るテコの両方として働きます。アーチを支える筋肉(足底や下腿の筋)を鍛えることが、足のトラブル予防につながります。
医療免責
本記事は教育目的の学習コンテンツです。診断・治療行為を代替するものではありません。足・足首の痛みや変形、しびれがある場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。
よくある質問
足の骨は何個ありますか?
片足で26個、両足で52個です。足根骨7・中足骨5・趾骨14の合計です。
足で一番大きい骨は何ですか?
かかとを作る踵骨(しょうこつ)です。アキレス腱が付き、着地の衝撃を受け止めます。
土踏まず(アーチ)はなぜ大切ですか?
着地の衝撃を吸収し、蹴り出しの力を生むバネだからです。アーチが低下すると扁平足や足の痛みの原因になります。
手の骨と足の骨は同じ数ですか?
ほぼ同じ構成ですが、手は27個・足は26個です。手のほうが手根骨が1個多く(手8・足7)、細かい操作に向いています。
cortis Trainer Academy
解剖学を、現場で使える知識に。
骨・筋・関節の基礎から評価・運動療法まで。身体を診る専門職のための継続学習アカデミー。基礎は登録不要・無料。