第5章:解剖学・運動生理学の基礎
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Q21腱(tendon)の主な機能はどれか。
A. 関節包を形成する
B. 筋肉と骨を連結し、筋力を骨に伝達する
C. 骨と骨を連結する
A. 関節包を形成する
B. 筋肉と骨を連結し、筋力を骨に伝達する
C. 骨と骨を連結する
正答: B
腱は筋肉と骨を連結する結合組織であり、筋収縮によって発生した力を骨に伝達して関節運動を起こす。
腱は筋肉と骨を連結する結合組織であり、筋収縮によって発生した力を骨に伝達して関節運動を起こす。
Q22前十字靱帯(ACL)の主な機能はどれか。
A. 膝の内反を制限する
B. 脛骨の後方移動を制限する
C. 脛骨の前方移動を制限する
A. 膝の内反を制限する
B. 脛骨の後方移動を制限する
C. 脛骨の前方移動を制限する
正答: C
前十字靱帯は膝関節内に位置し、脛骨が大腿骨に対して前方に移動するのを制限する主要な構造である。
前十字靱帯は膝関節内に位置し、脛骨が大腿骨に対して前方に移動するのを制限する主要な構造である。
Q23肩関節が人体で最も可動域が大きい関節である主な理由はどれか。
A. 関節窩(ソケット)が浅く、骨による制約が少ないため
B. 靱帯が他の関節より多いため
C. 関節包が存在しないため
A. 関節窩(ソケット)が浅く、骨による制約が少ないため
B. 靱帯が他の関節より多いため
C. 関節包が存在しないため
正答: A
肩関節の関節窩は浅く小さいため、骨による制約が少なく可動域が大きい。その代わり不安定性が高く、回旋筋腱板による動的安定化が重要となる。
肩関節の関節窩は浅く小さいため、骨による制約が少なく可動域が大きい。その代わり不安定性が高く、回旋筋腱板による動的安定化が重要となる。
Q24仙腸関節(sacroiliac joint)の特徴として正しいのはどれか。
A. 可動性が非常に小さく、体重の伝達と衝撃吸収に関与する
B. 球関節であり広い可動域を持つ
C. 膝関節と同様に蝶番関節である
A. 可動性が非常に小さく、体重の伝達と衝撃吸収に関与する
B. 球関節であり広い可動域を持つ
C. 膝関節と同様に蝶番関節である
正答: A
仙腸関節は仙骨と腸骨の間の関節で、可動性は非常に小さいが、上半身の体重を下肢に伝達し、歩行時の衝撃吸収に関与する。
仙腸関節は仙骨と腸骨の間の関節で、可動性は非常に小さいが、上半身の体重を下肢に伝達し、歩行時の衝撃吸収に関与する。
Q25肋骨が連結する脊椎の部位はどれか。
A. 腰椎
B. 頸椎
C. 胸椎
A. 腰椎
B. 頸椎
C. 胸椎
正答: C
12対の肋骨はすべて胸椎(T1〜T12)に連結している。前方では上位10対が直接的または間接的に胸骨にも連結する。
12対の肋骨はすべて胸椎(T1〜T12)に連結している。前方では上位10対が直接的または間接的に胸骨にも連結する。
Q26肘関節の「屈曲(flexion)」とはどのような動きか。
A. 前腕を内側にひねる動き
B. 前腕が上腕に近づく(肘を曲げる)動き
C. 前腕が上腕から離れる(肘を伸ばす)動き
A. 前腕を内側にひねる動き
B. 前腕が上腕に近づく(肘を曲げる)動き
C. 前腕が上腕から離れる(肘を伸ばす)動き
正答: B
肘関節の屈曲は前腕が上腕に近づく動き(肘を曲げる動き)であり、矢状面で起こる。上腕二頭筋が主動筋として作用する。
肘関節の屈曲は前腕が上腕に近づく動き(肘を曲げる動き)であり、矢状面で起こる。上腕二頭筋が主動筋として作用する。
Q27肩関節の「外転(abduction)」とはどのような動きか。
A. 上腕を体の側方に挙げる動き
B. 上腕を体の正中線に近づける動き
C. 上腕を体の前方に挙げる動き
A. 上腕を体の側方に挙げる動き
B. 上腕を体の正中線に近づける動き
C. 上腕を体の前方に挙げる動き
正答: A
肩関節の外転は上腕を体の側方に挙げる動きで、前額面で起こる。三角筋(中部線維)と棘上筋が主動筋として作用する。
肩関節の外転は上腕を体の側方に挙げる動きで、前額面で起こる。三角筋(中部線維)と棘上筋が主動筋として作用する。
Q28肩関節の「内転(adduction)」とはどのような動きか。
A. 上腕を体の正中線に近づける動き
B. 上腕を体の側方に挙げる動き
C. 上腕を後方に引く動き
A. 上腕を体の正中線に近づける動き
B. 上腕を体の側方に挙げる動き
C. 上腕を後方に引く動き
正答: A
肩関節の内転は外転の逆で、上腕を体の正中線に近づける動きである。大胸筋と広背筋が主動筋として作用する。
肩関節の内転は外転の逆で、上腕を体の正中線に近づける動きである。大胸筋と広背筋が主動筋として作用する。
Q29股関節の「伸展(extension)」とはどのような動きか。
A. 大腿を前方に挙げる動き
B. 大腿を外側に開く動き
C. 大腿を後方に動かす(脚を後ろに伸ばす)動き
A. 大腿を前方に挙げる動き
B. 大腿を外側に開く動き
C. 大腿を後方に動かす(脚を後ろに伸ばす)動き
正答: C
股関節の伸展は大腿を後方に動かす動きで、矢状面で起こる。大殿筋とハムストリングスが主動筋として作用する。
股関節の伸展は大腿を後方に動かす動きで、矢状面で起こる。大殿筋とハムストリングスが主動筋として作用する。
Q30前腕の「回外(supination)」とはどのような動きか。
A. 手のひらを下に向ける動き(前腕を内側に回す)
B. 手のひらを上に向ける動き(前腕を外側に回す)
C. 手首を背側に反らす動き
A. 手のひらを下に向ける動き(前腕を内側に回す)
B. 手のひらを上に向ける動き(前腕を外側に回す)
C. 手首を背側に反らす動き
正答: B
前腕の回外は手のひらを上に向ける動きで、橈骨が尺骨と平行な位置(解剖学的肢位)に戻る。上腕二頭筋と回外筋が主動筋である。
前腕の回外は手のひらを上に向ける動きで、橈骨が尺骨と平行な位置(解剖学的肢位)に戻る。上腕二頭筋と回外筋が主動筋である。
Q31前腕の「回内(pronation)」とはどのような動きか。
A. 手のひらを上に向ける動き(前腕を外側に回す)
B. 手のひらを下に向ける動き(前腕を内側に回す)
C. 前腕を屈曲させる動き
A. 手のひらを上に向ける動き(前腕を外側に回す)
B. 手のひらを下に向ける動き(前腕を内側に回す)
C. 前腕を屈曲させる動き
正答: B
前腕の回内は手のひらを下に向ける動きで、橈骨が尺骨の上を交差する。円回内筋と方形回内筋が主動筋として作用する。
前腕の回内は手のひらを下に向ける動きで、橈骨が尺骨の上を交差する。円回内筋と方形回内筋が主動筋として作用する。
Q32肩関節の「水平内転(horizontal adduction)」とはどのような動きか。
A. 上腕を垂直に挙上する動き
B. 上腕を水平面上で体の前方(正中線方向)に動かす動き
C. 上腕を水平面上で体の後方に動かす動き
A. 上腕を垂直に挙上する動き
B. 上腕を水平面上で体の前方(正中線方向)に動かす動き
C. 上腕を水平面上で体の後方に動かす動き
正答: B
水平内転は上腕を90度外転した位置から水平面上で体の前方(正中線方向)に動かす動き。大胸筋と三角筋前部が主動筋である。
水平内転は上腕を90度外転した位置から水平面上で体の前方(正中線方向)に動かす動き。大胸筋と三角筋前部が主動筋である。
Q33足関節の「底屈(plantar flexion)」とはどのような動きか。
A. つま先を下方に向ける(かかとを挙げる)動き
B. つま先を上方に向ける(すねに近づける)動き
C. 足を外側にひねる動き
A. つま先を下方に向ける(かかとを挙げる)動き
B. つま先を上方に向ける(すねに近づける)動き
C. 足を外側にひねる動き
正答: A
底屈はつま先を下方に向ける(かかとを挙げる)動きで、腓腹筋とヒラメ筋が主動筋として作用する。カーフレイズの動作に相当する。
底屈はつま先を下方に向ける(かかとを挙げる)動きで、腓腹筋とヒラメ筋が主動筋として作用する。カーフレイズの動作に相当する。
Q34足関節の「背屈(dorsiflexion)」とはどのような動きか。
A. つま先を下方に向ける動き
B. 足を内側にひねる動き
C. つま先を上方に向ける(すねに近づける)動き
A. つま先を下方に向ける動き
B. 足を内側にひねる動き
C. つま先を上方に向ける(すねに近づける)動き
正答: C
背屈はつま先を上方(すね方向)に引き上げる動きで、前脛骨筋が主動筋として作用する。歩行時のつま先引き上げに重要である。
背屈はつま先を上方(すね方向)に引き上げる動きで、前脛骨筋が主動筋として作用する。歩行時のつま先引き上げに重要である。
Q35脊柱の「側屈(lateral flexion)」とはどのような動きか。
A. 体幹を長軸周りに回す動き
B. 体幹を前方に曲げる動き
C. 体幹を左右いずれかの側方に傾ける動き
A. 体幹を長軸周りに回す動き
B. 体幹を前方に曲げる動き
C. 体幹を左右いずれかの側方に傾ける動き
正答: C
側屈は体幹を左右いずれかの側方に傾ける動きで、前額面で起こる。同側の外腹斜筋、内腹斜筋、腰方形筋などが作用する。
側屈は体幹を左右いずれかの側方に傾ける動きで、前額面で起こる。同側の外腹斜筋、内腹斜筋、腰方形筋などが作用する。
Q36脊柱の「回旋(rotation)」とはどのような動きか。
A. 体幹を前方に曲げる動き
B. 体幹を側方に傾ける動き
C. 体幹を長軸周りに左右にひねる動き
A. 体幹を前方に曲げる動き
B. 体幹を側方に傾ける動き
C. 体幹を長軸周りに左右にひねる動き
正答: C
脊柱の回旋は体幹を長軸周りに左右にひねる動きで、水平面で起こる。外腹斜筋(対側)と内腹斜筋(同側)が主動筋として作用する。
脊柱の回旋は体幹を長軸周りに左右にひねる動きで、水平面で起こる。外腹斜筋(対側)と内腹斜筋(同側)が主動筋として作用する。
Q37股関節の「外旋(external rotation)」とはどのような動きか。
A. 大腿を長軸周りに外側に回す動き
B. 大腿を外側に開く動き
C. 大腿を長軸周りに内側に回す動き
A. 大腿を長軸周りに外側に回す動き
B. 大腿を外側に開く動き
C. 大腿を長軸周りに内側に回す動き
正答: A
股関節の外旋は大腿を長軸周りに外側に回す動き。外旋筋群(梨状筋、大腿方形筋など)と大殿筋が主動筋として作用する。
股関節の外旋は大腿を長軸周りに外側に回す動き。外旋筋群(梨状筋、大腿方形筋など)と大殿筋が主動筋として作用する。
Q38股関節の「内旋(internal rotation)」とはどのような動きか。
A. 大腿を長軸周りに内側に回す動き
B. 大腿を長軸周りに外側に回す動き
C. 大腿を内側に閉じる動き
A. 大腿を長軸周りに内側に回す動き
B. 大腿を長軸周りに外側に回す動き
C. 大腿を内側に閉じる動き
正答: A
股関節の内旋は大腿を長軸周りに内側に回す動きで、水平面で起こる。中殿筋の前部線維や小殿筋が関与する。
股関節の内旋は大腿を長軸周りに内側に回す動きで、水平面で起こる。中殿筋の前部線維や小殿筋が関与する。
Q39肩関節の「屈曲(flexion)」とはどのような動きか。
A. 上腕を体の前方に挙げる動き
B. 上腕を体の後方に引く動き
C. 上腕を体の側方に挙げる動き
A. 上腕を体の前方に挙げる動き
B. 上腕を体の後方に引く動き
C. 上腕を体の側方に挙げる動き
正答: A
肩関節の屈曲は上腕を体の前方に挙げる動きで、矢状面で起こる。三角筋前部と大胸筋(鎖骨部)が主動筋として作用する。
肩関節の屈曲は上腕を体の前方に挙げる動きで、矢状面で起こる。三角筋前部と大胸筋(鎖骨部)が主動筋として作用する。
Q40肩関節の「伸展(extension)」で上腕が解剖学的肢位を超えて後方に動く場合、これを何と呼ぶか。
A. 外旋(external rotation)
B. 過伸展(hyperextension)
C. 水平外転(horizontal abduction)
A. 外旋(external rotation)
B. 過伸展(hyperextension)
C. 水平外転(horizontal abduction)
正答: B
肩関節の伸展が解剖学的肢位(腕が体側にある状態)を超えて後方に動くとき、過伸展と呼ぶ。水平外転は水平面上での動きであり異なる。
肩関節の伸展が解剖学的肢位(腕が体側にある状態)を超えて後方に動くとき、過伸展と呼ぶ。水平外転は水平面上での動きであり異なる。
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