第3章:プログラムプランニング
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Q1トレーニングの特異性の原則(SAID原則)に最も合致する説明はどれか?
A. トレーニング効果は実施した運動様式・速度・角度に特異的に現れる
B. トレーニングの効果は休息期間の長さに比例して高まる
C. トレーニング効果はすべての身体能力に均等に波及する
A. トレーニング効果は実施した運動様式・速度・角度に特異的に現れる
B. トレーニングの効果は休息期間の長さに比例して高まる
C. トレーニング効果はすべての身体能力に均等に波及する
正答: A
SAID原則(Specific Adaptation to Imposed Demands)は、身体が受けた特定の刺激(運動様式・速度・角度・エネルギー系)に対して特異的に適応することを示す。トレーニング効果は汎用的ではなく、実施した運動に固有のものとなる。
SAID原則(Specific Adaptation to Imposed Demands)は、身体が受けた特定の刺激(運動様式・速度・角度・エネルギー系)に対して特異的に適応することを示す。トレーニング効果は汎用的ではなく、実施した運動に固有のものとなる。
Q2過負荷の原則について正しいのはどれか?
A. 過負荷は筋力トレーニングにのみ適用される原則である
B. 身体に通常以上のストレスを与えることで適応を引き起こす
C. 負荷は常に一定に保つことで安定した効果が得られる
A. 過負荷は筋力トレーニングにのみ適用される原則である
B. 身体に通常以上のストレスを与えることで適応を引き起こす
C. 負荷は常に一定に保つことで安定した効果が得られる
正答: B
過負荷の原則とは、現在の体力レベルを超えるストレスを身体に与えることで、適応(筋力向上・心肺機能向上など)を引き起こすという原則。一定の負荷では適応が起きず、有酸素・レジスタンスの両方に適用される。
過負荷の原則とは、現在の体力レベルを超えるストレスを身体に与えることで、適応(筋力向上・心肺機能向上など)を引き起こすという原則。一定の負荷では適応が起きず、有酸素・レジスタンスの両方に適用される。
Q3漸進性の原則に従った負荷の増加方法として最も適切なのはどれか?
A. 負荷は変えずにセット数のみを増やす
B. 毎回のセッションで負荷を最大限に増やす
C. 段階的かつ系統的に負荷を増加させる
A. 負荷は変えずにセット数のみを増やす
B. 毎回のセッションで負荷を最大限に増やす
C. 段階的かつ系統的に負荷を増加させる
正答: C
漸進性の原則は、負荷を急激にではなく、段階的かつ系統的に増加させることを求める。急激な負荷増加は傷害リスクを高め、適応の質を低下させる。
漸進性の原則は、負荷を急激にではなく、段階的かつ系統的に増加させることを求める。急激な負荷増加は傷害リスクを高め、適応の質を低下させる。
Q4可逆性の原則について正しいのはどれか?
A. トレーニングの中止後は以前より高い能力が発揮される
B. トレーニングを中止すると、得られた適応は徐々に失われる
C. トレーニング効果は一度獲得すれば永続的に維持される
A. トレーニングの中止後は以前より高い能力が発揮される
B. トレーニングを中止すると、得られた適応は徐々に失われる
C. トレーニング効果は一度獲得すれば永続的に維持される
正答: B
可逆性の原則は「Use it or lose it」とも表現され、トレーニングを中止するとトレーニングで獲得した生理学的適応が徐々に失われることを示す。これがディトレーニングの理論的根拠である。
可逆性の原則は「Use it or lose it」とも表現され、トレーニングを中止するとトレーニングで獲得した生理学的適応が徐々に失われることを示す。これがディトレーニングの理論的根拠である。
Q5SAID原則の「SAID」は何の略か?
A. Specific Adaptation to Imposed Demands
B. Strength And Intensity Development
C. Systematic Approach to Individual Design
A. Specific Adaptation to Imposed Demands
B. Strength And Intensity Development
C. Systematic Approach to Individual Design
正答: A
SAIDは「Specific Adaptation to Imposed Demands(課せられた要求に対する特異的適応)」の略であり、身体は与えられた特定のストレスに対して特異的に適応するという原則を表す。
SAIDは「Specific Adaptation to Imposed Demands(課せられた要求に対する特異的適応)」の略であり、身体は与えられた特定のストレスに対して特異的に適応するという原則を表す。
Q6マラソンランナーが競技パフォーマンスを向上させるために最も特異性の原則に合致するトレーニングはどれか?
A. 長距離ランニングとテンポラン
B. 短距離スプリントの反復
C. 高重量・低レップのスクワット
A. 長距離ランニングとテンポラン
B. 短距離スプリントの反復
C. 高重量・低レップのスクワット
正答: A
特異性の原則に基づき、マラソン(長距離有酸素運動)のパフォーマンス向上には、長距離ランニングやテンポランなど、競技の運動様式・エネルギー系に近いトレーニングが最も効果的である。
特異性の原則に基づき、マラソン(長距離有酸素運動)のパフォーマンス向上には、長距離ランニングやテンポランなど、競技の運動様式・エネルギー系に近いトレーニングが最も効果的である。
Q7漸進性過負荷を適用する際、初心者に推奨される負荷増加の目安はどれか?
A. 現在の負荷の2〜10%ずつ増加
B. 体重の50%を目標に一気に増加
C. 現在の負荷の20〜30%ずつ増加
A. 現在の負荷の2〜10%ずつ増加
B. 体重の50%を目標に一気に増加
C. 現在の負荷の20〜30%ずつ増加
正答: A
NSCAのガイドラインでは、初心者の負荷増加は2〜10%ずつの漸進が推奨される。上半身種目は小さい増加幅(2〜5%)、下半身種目はやや大きい増加幅(5〜10%)が目安となる。
NSCAのガイドラインでは、初心者の負荷増加は2〜10%ずつの漸進が推奨される。上半身種目は小さい増加幅(2〜5%)、下半身種目はやや大きい増加幅(5〜10%)が目安となる。
Q8過負荷の原則を適用する変数として不適切なものはどれか?
A. トレーニング量(セット数×レップ数)の増加
B. 関節可動域の制限
C. 負荷(重量)の増加
A. トレーニング量(セット数×レップ数)の増加
B. 関節可動域の制限
C. 負荷(重量)の増加
正答: B
過負荷を適用する変数には負荷(重量)、量(セット数×レップ数)、頻度、密度(休息時間の短縮)などがある。関節可動域の制限は過負荷の適用変数ではなく、むしろトレーニング効果を制限するものである。
過負荷を適用する変数には負荷(重量)、量(セット数×レップ数)、頻度、密度(休息時間の短縮)などがある。関節可動域の制限は過負荷の適用変数ではなく、むしろトレーニング効果を制限するものである。
Q9トレーニングを2週間完全に中止した場合、最も早く低下する体力要素はどれか?
A. 心肺持久力(最大酸素摂取量)
B. 筋力
C. 柔軟性
A. 心肺持久力(最大酸素摂取量)
B. 筋力
C. 柔軟性
正答: A
心肺持久力(最大酸素摂取量)はトレーニング中止後2週間程度で顕著に低下し始める。筋力は比較的長く維持され、2〜3週間以降に徐々に低下する傾向がある。
心肺持久力(最大酸素摂取量)はトレーニング中止後2週間程度で顕著に低下し始める。筋力は比較的長く維持され、2〜3週間以降に徐々に低下する傾向がある。
Q10特異性の原則に基づくと、バスケットボール選手のジャンプ力向上に最も効果的なトレーニングはどれか?
A. パワークリーンとジャンプスクワット
B. レッグエクステンション(マシン)
C. レッグカール(マシン)
A. パワークリーンとジャンプスクワット
B. レッグエクステンション(マシン)
C. レッグカール(マシン)
正答: A
ジャンプ力の向上にはパワー発揮能力の向上が必要であり、パワークリーンやジャンプスクワットなどの爆発的な多関節エクササイズが特異性の原則に最も合致する。マシン種目は動作パターンが制限される。
ジャンプ力の向上にはパワー発揮能力の向上が必要であり、パワークリーンやジャンプスクワットなどの爆発的な多関節エクササイズが特異性の原則に最も合致する。マシン種目は動作パターンが制限される。
Q11過負荷の原則における「閾値」について正しいのはどれか?
A. 適応を引き起こすために必要な最小限のストレスレベルのこと
B. トレーニングで許容される最大心拍数のこと
C. 1RMの100%に相当する負荷のこと
A. 適応を引き起こすために必要な最小限のストレスレベルのこと
B. トレーニングで許容される最大心拍数のこと
C. 1RMの100%に相当する負荷のこと
正答: A
過負荷の閾値とは、身体に適応を引き起こすために必要な最小限のストレスレベルのこと。この閾値を超えない刺激ではトレーニング効果が得られない。
過負荷の閾値とは、身体に適応を引き起こすために必要な最小限のストレスレベルのこと。この閾値を超えない刺激ではトレーニング効果が得られない。
Q12トレーニングの4原則のうち、プログラムの長期的な進行を計画する際に最も直接的に関わるのはどれか?
A. 可逆性の原則
B. 漸進性の原則
C. 特異性の原則
A. 可逆性の原則
B. 漸進性の原則
C. 特異性の原則
正答: B
漸進性の原則は、時間の経過とともにトレーニング変数を系統的に増加させることを求めるものであり、長期的なプログラムの進行計画に最も直接的に関わる。
漸進性の原則は、時間の経過とともにトレーニング変数を系統的に増加させることを求めるものであり、長期的なプログラムの進行計画に最も直接的に関わる。
Q13可逆性の原則に関して、トレーニング中止後に筋力が顕著に低下し始めるのはおよそどのくらい経過した時点か?
A. 約2〜3週間後
B. 約24時間後
C. 約6か月後
A. 約2〜3週間後
B. 約24時間後
C. 約6か月後
正答: A
研究によると、トレーニング中止後約2〜3週間で筋力の顕著な低下が始まる。ただし、初期の低下は筋量の減少よりも神経的要因(運動単位の動員パターンの変化など)が大きい。
研究によると、トレーニング中止後約2〜3週間で筋力の顕著な低下が始まる。ただし、初期の低下は筋量の減少よりも神経的要因(運動単位の動員パターンの変化など)が大きい。
Q14ある選手がベンチプレスの1RMを向上させたい。特異性の原則に最も合致するアプローチはどれか?
A. ベンチプレスを高強度・低レップで実施する
B. プッシュアップを毎日100回行う
C. ダンベルフライを高レップで実施する
A. ベンチプレスを高強度・低レップで実施する
B. プッシュアップを毎日100回行う
C. ダンベルフライを高レップで実施する
正答: A
特異性の原則に基づき、ベンチプレスの1RM向上には、ベンチプレス自体を高強度(高負荷)・低レップで実施することが最も効果的。動作パターン、速度、負荷が競技課題に近いほど転移効果が大きい。
特異性の原則に基づき、ベンチプレスの1RM向上には、ベンチプレス自体を高強度(高負荷)・低レップで実施することが最も効果的。動作パターン、速度、負荷が競技課題に近いほど転移効果が大きい。
Q15漸進性の原則に違反しているケースはどれか?
A. 先週5kgで10回できたので、今週は7.5kgで8回に設定した
B. 初日からいきなり1RMの90%で5セット実施した
C. 3週間かけて徐々にランニング距離を5kmから8kmに伸ばした
A. 先週5kgで10回できたので、今週は7.5kgで8回に設定した
B. 初日からいきなり1RMの90%で5セット実施した
C. 3週間かけて徐々にランニング距離を5kmから8kmに伸ばした
正答: B
初日からいきなり1RMの90%で5セット実施することは、段階的な負荷増加を無視した急激な過負荷であり、漸進性の原則に違反している。傷害リスクも極めて高い。
初日からいきなり1RMの90%で5セット実施することは、段階的な負荷増加を無視した急激な過負荷であり、漸進性の原則に違反している。傷害リスクも極めて高い。
Q16「2-for-2ルール」とは何か?
A. 2セットを2分の休息で行うトレーニング法
B. 最終セットで目標レップ数より2回以上多くできた状態が2セッション続いたら負荷を増やす
C. 週2回、2種目ずつ行うプログラム設計法
A. 2セットを2分の休息で行うトレーニング法
B. 最終セットで目標レップ数より2回以上多くできた状態が2セッション続いたら負荷を増やす
C. 週2回、2種目ずつ行うプログラム設計法
正答: B
「2-for-2ルール」は負荷増加のタイミングを決定するガイドラインで、最終セットで目標レップ数より2回以上多くできた状態が2回連続のセッションで起きた場合、次回の負荷を増加させる。
「2-for-2ルール」は負荷増加のタイミングを決定するガイドラインで、最終セットで目標レップ数より2回以上多くできた状態が2回連続のセッションで起きた場合、次回の負荷を増加させる。
Q17トレーニングの4原則すべてを統合的に管理するプログラム設計の手法として最も適切なのはどれか?
A. スーパーセット法
B. サーキットトレーニング
C. ピリオダイゼーション(周期化)
A. スーパーセット法
B. サーキットトレーニング
C. ピリオダイゼーション(周期化)
正答: C
ピリオダイゼーション(周期化)は、特異性・過負荷・漸進性・可逆性の4原則を計画的に統合管理する手法であり、長期にわたってトレーニング変数を系統的に変化させる。
ピリオダイゼーション(周期化)は、特異性・過負荷・漸進性・可逆性の4原則を計画的に統合管理する手法であり、長期にわたってトレーニング変数を系統的に変化させる。
Q18SAID原則に基づくと、低速でのアイソキネティックトレーニングの効果が最も期待できるのはどれか?
A. 低速での筋力発揮の向上
B. 高速でのパワー発揮の向上
C. 全速度域での筋力の均等な向上
A. 低速での筋力発揮の向上
B. 高速でのパワー発揮の向上
C. 全速度域での筋力の均等な向上
正答: A
SAID原則に基づき、低速でのアイソキネティックトレーニングは低速での筋力発揮を特異的に向上させる。トレーニング効果の速度特異性は多くの研究で確認されている。
SAID原則に基づき、低速でのアイソキネティックトレーニングは低速での筋力発揮を特異的に向上させる。トレーニング効果の速度特異性は多くの研究で確認されている。
Q19過負荷の原則を有酸素トレーニングに適用する方法として適切なのはどれか?
A. 心拍数が安静時レベルに戻るまで休息してから次のセットを行う
B. ランニングの距離・速度・頻度を段階的に増加させる
C. 毎回同じペースで同じ距離を走り続ける
A. 心拍数が安静時レベルに戻るまで休息してから次のセットを行う
B. ランニングの距離・速度・頻度を段階的に増加させる
C. 毎回同じペースで同じ距離を走り続ける
正答: B
有酸素トレーニングにおける過負荷の原則の適用は、距離・速度・頻度・時間などの変数を段階的に増加させることで実現する。同じ負荷を繰り返すだけでは適応は進まない。
有酸素トレーニングにおける過負荷の原則の適用は、距離・速度・頻度・時間などの変数を段階的に増加させることで実現する。同じ負荷を繰り返すだけでは適応は進まない。
Q20トレーニングの特異性に関して、等尺性(アイソメトリック)トレーニングの効果として正しいのはどれか?
A. トレーニングした関節角度付近で最も筋力向上効果が大きい
B. 全可動域にわたって均等に筋力が向上する
C. 動的筋力のみが向上し、静的筋力には影響しない
A. トレーニングした関節角度付近で最も筋力向上効果が大きい
B. 全可動域にわたって均等に筋力が向上する
C. 動的筋力のみが向上し、静的筋力には影響しない
正答: A
等尺性トレーニングの効果は関節角度特異性を示し、トレーニングした角度の前後約20度の範囲で最も大きな筋力向上効果が見られる。全可動域にわたる均等な効果は期待できない。
等尺性トレーニングの効果は関節角度特異性を示し、トレーニングした角度の前後約20度の範囲で最も大きな筋力向上効果が見られる。全可動域にわたる均等な効果は期待できない。
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