第1章:クライアントに対する面談と評価
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Q1PAR-Q(身体活動準備問診票)の主な目的として最も適切なものはどれか。
A. 運動プログラム開始前に医師の許可が必要かどうかをスクリーニングする
B. クライアントの最大筋力を推定する
C. クライアントの体脂肪率を評価する
A. 運動プログラム開始前に医師の許可が必要かどうかをスクリーニングする
B. クライアントの最大筋力を推定する
C. クライアントの体脂肪率を評価する
正答: A
PAR-Qは、運動プログラム開始前にクライアントが医師の許可を必要とするかどうかをスクリーニングするための簡便な問診票である。心血管系の問題や運動に関連するリスクを短時間で評価することが目的であり、体力の推定や体組成の評価は含まれない。
PAR-Qは、運動プログラム開始前にクライアントが医師の許可を必要とするかどうかをスクリーニングするための簡便な問診票である。心血管系の問題や運動に関連するリスクを短時間で評価することが目的であり、体力の推定や体組成の評価は含まれない。
Q2PAR-Qの質問に1つでも「はい」と回答したクライアントに対して、パーソナルトレーナーが最初に行うべき対応はどれか。
A. PAR-Qを再度実施し、回答の変更を促す
B. 運動プログラム開始前に医師の許可を得るよう勧める
C. 低強度の運動プログラムを直ちに開始する
A. PAR-Qを再度実施し、回答の変更を促す
B. 運動プログラム開始前に医師の許可を得るよう勧める
C. 低強度の運動プログラムを直ちに開始する
正答: B
PAR-Qの質問に1つでも「はい」と回答した場合、クライアントは運動プログラム開始前に医師の許可(メディカルクリアランス)を取得する必要がある。パーソナルトレーナーは独自の判断で運動を開始させてはならない。
PAR-Qの質問に1つでも「はい」と回答した場合、クライアントは運動プログラム開始前に医師の許可(メディカルクリアランス)を取得する必要がある。パーソナルトレーナーは独自の判断で運動を開始させてはならない。
Q3PAR-Qに含まれる質問として正しいものはどれか。
A. 「医師から心臓に問題があると言われたことがありますか?」
B. 「1日の平均睡眠時間は何時間ですか?」
C. 「過去1年間に喫煙したことがありますか?」
A. 「医師から心臓に問題があると言われたことがありますか?」
B. 「1日の平均睡眠時間は何時間ですか?」
C. 「過去1年間に喫煙したことがありますか?」
正答: A
PAR-Qには「医師から心臓に問題があると言われたことがありますか?」「胸の痛みを感じたことがありますか?」「めまいやバランスを失うことがありますか?」などの質問が含まれる。喫煙歴や睡眠時間に関する質問はPAR-Qの標準項目には含まれない。
PAR-Qには「医師から心臓に問題があると言われたことがありますか?」「胸の痛みを感じたことがありますか?」「めまいやバランスを失うことがありますか?」などの質問が含まれる。喫煙歴や睡眠時間に関する質問はPAR-Qの標準項目には含まれない。
Q4健康歴の聴取において、パーソナルトレーナーが確認すべき情報として最も重要性が低いものはどれか。
A. 過去の整形外科的損傷歴
B. クライアントの好きなスポーツ選手
C. 現在服用中の薬物
A. 過去の整形外科的損傷歴
B. クライアントの好きなスポーツ選手
C. 現在服用中の薬物
正答: B
健康歴の聴取では、現在服用中の薬物、過去の傷害歴、手術歴、家族歴、現在の症状などの医学的情報が重要である。好きなスポーツ選手はモチベーション面では参考になるが、健康リスクのスクリーニングとしての重要性は低い。
健康歴の聴取では、現在服用中の薬物、過去の傷害歴、手術歴、家族歴、現在の症状などの医学的情報が重要である。好きなスポーツ選手はモチベーション面では参考になるが、健康リスクのスクリーニングとしての重要性は低い。
Q545歳の男性クライアントが初回面談で「特に健康上の問題はない」と述べた。パーソナルトレーナーの対応として最も適切なものはどれか。
A. PAR-Qおよび健康歴質問票を用いて系統的にスクリーニングを行う
B. 口頭の申告のみで運動プログラムを開始する
C. 体力テストを直ちに実施し、その結果から健康状態を判断する
A. PAR-Qおよび健康歴質問票を用いて系統的にスクリーニングを行う
B. 口頭の申告のみで運動プログラムを開始する
C. 体力テストを直ちに実施し、その結果から健康状態を判断する
正答: A
クライアントの口頭申告だけでは見落としが生じる可能性がある。標準化されたPAR-Qおよび健康歴質問票を用いて系統的にスクリーニングすることで、潜在的なリスクファクターを漏れなく確認できる。
クライアントの口頭申告だけでは見落としが生じる可能性がある。標準化されたPAR-Qおよび健康歴質問票を用いて系統的にスクリーニングすることで、潜在的なリスクファクターを漏れなく確認できる。
Q6AHAおよびACSMのリスク分類において、「低リスク」に分類される条件として正しいものはどれか。
A. 冠動脈疾患リスクファクターが1つ以下で、主要な徴候・症状がない
B. 冠動脈疾患リスクファクターが3つ以下で、年齢が40歳未満
C. 冠動脈疾患リスクファクターがなく、BMIが25未満
A. 冠動脈疾患リスクファクターが1つ以下で、主要な徴候・症状がない
B. 冠動脈疾患リスクファクターが3つ以下で、年齢が40歳未満
C. 冠動脈疾患リスクファクターがなく、BMIが25未満
正答: A
低リスクに分類されるのは、冠動脈疾患リスクファクターが1つ以下であり、心血管系・肺・代謝性疾患の主要な徴候・症状がない個人である。年齢やBMI単独では分類の条件とならない。
低リスクに分類されるのは、冠動脈疾患リスクファクターが1つ以下であり、心血管系・肺・代謝性疾患の主要な徴候・症状がない個人である。年齢やBMI単独では分類の条件とならない。
Q7冠動脈疾患の正のリスクファクターとして認められていないものはどれか。
A. HDLコレステロール60 mg/dL以上
B. 空腹時血糖値126 mg/dL以上
C. 喫煙
A. HDLコレステロール60 mg/dL以上
B. 空腹時血糖値126 mg/dL以上
C. 喫煙
正答: A
HDLコレステロール60 mg/dL以上は「負のリスクファクター(ネガティブリスクファクター)」であり、リスクファクターの合計から1つ差し引くことができる。喫煙と空腹時血糖値126 mg/dL以上はいずれも正のリスクファクターである。
HDLコレステロール60 mg/dL以上は「負のリスクファクター(ネガティブリスクファクター)」であり、リスクファクターの合計から1つ差し引くことができる。喫煙と空腹時血糖値126 mg/dL以上はいずれも正のリスクファクターである。
Q8冠動脈疾患リスクファクターの「年齢」の基準として正しいものはどれか。
A. 男性40歳以上、女性50歳以上
B. 男性50歳以上、女性60歳以上
C. 男性45歳以上、女性55歳以上
A. 男性40歳以上、女性50歳以上
B. 男性50歳以上、女性60歳以上
C. 男性45歳以上、女性55歳以上
正答: C
冠動脈疾患リスクファクターの年齢基準は、男性45歳以上、女性55歳以上である。この基準を超えるとリスクファクター1つとしてカウントされる。
冠動脈疾患リスクファクターの年齢基準は、男性45歳以上、女性55歳以上である。この基準を超えるとリスクファクター1つとしてカウントされる。
Q9冠動脈疾患リスクファクターにおいて、「負のリスクファクター(ネガティブリスクファクター)」に該当するものはどれか。
A. HDLコレステロール60 mg/dL以上
B. BMI 30以上
C. 総コレステロール200 mg/dL以上
A. HDLコレステロール60 mg/dL以上
B. BMI 30以上
C. 総コレステロール200 mg/dL以上
正答: A
HDLコレステロール60 mg/dL以上は負のリスクファクターであり、正のリスクファクターの合計数から1つ差し引くことができる。高HDLは心血管疾患に対する保護因子と考えられている。
HDLコレステロール60 mg/dL以上は負のリスクファクターであり、正のリスクファクターの合計数から1つ差し引くことができる。高HDLは心血管疾患に対する保護因子と考えられている。
Q10「中リスク」に分類されるクライアントの条件として正しいものはどれか。
A. 冠動脈疾患リスクファクターが2つ以上あり、主要な徴候・症状がない
B. 心血管系疾患、肺疾患、または代謝性疾患と診断されている
C. 冠動脈疾患リスクファクターが1つで、安静時心拍数が100 bpm以上
A. 冠動脈疾患リスクファクターが2つ以上あり、主要な徴候・症状がない
B. 心血管系疾患、肺疾患、または代謝性疾患と診断されている
C. 冠動脈疾患リスクファクターが1つで、安静時心拍数が100 bpm以上
正答: A
中リスクに分類されるのは、冠動脈疾患リスクファクターが2つ以上あり、心血管系・肺・代謝性疾患の既知の疾患がなく、主要な徴候・症状がない個人である。
中リスクに分類されるのは、冠動脈疾患リスクファクターが2つ以上あり、心血管系・肺・代謝性疾患の既知の疾患がなく、主要な徴候・症状がない個人である。
Q11冠動脈疾患リスクファクターにおける脂質異常の基準として正しいものはどれか。
A. LDLコレステロール100 mg/dL以上
B. LDLコレステロール130 mg/dL以上、または総コレステロール200 mg/dL以上
C. LDLコレステロール160 mg/dL以上のみ
A. LDLコレステロール100 mg/dL以上
B. LDLコレステロール130 mg/dL以上、または総コレステロール200 mg/dL以上
C. LDLコレステロール160 mg/dL以上のみ
正答: B
冠動脈疾患リスクファクターにおける脂質異常の基準は、LDLコレステロール130 mg/dL以上、または総コレステロール200 mg/dL以上、もしくはHDLコレステロール40 mg/dL未満である。
冠動脈疾患リスクファクターにおける脂質異常の基準は、LDLコレステロール130 mg/dL以上、または総コレステロール200 mg/dL以上、もしくはHDLコレステロール40 mg/dL未満である。
Q12「高リスク」に分類されるクライアントに対して、パーソナルトレーナーが最初に行うべき対応はどれか。
A. 体力テストを実施してから運動の可否を判断する
B. 運動プログラム開始前に医師のメディカルクリアランスを取得するよう勧める
C. 低強度の有酸素運動プログラムを作成し、直ちに開始する
A. 体力テストを実施してから運動の可否を判断する
B. 運動プログラム開始前に医師のメディカルクリアランスを取得するよう勧める
C. 低強度の有酸素運動プログラムを作成し、直ちに開始する
正答: B
高リスクのクライアントは、心血管系・肺・代謝性疾患の既知の疾患を有するか、主要な徴候・症状がある個人であり、いかなる強度の運動開始前にも医師のメディカルクリアランスが必要である。
高リスクのクライアントは、心血管系・肺・代謝性疾患の既知の疾患を有するか、主要な徴候・症状がある個人であり、いかなる強度の運動開始前にも医師のメディカルクリアランスが必要である。
Q13冠動脈疾患リスクファクターにおける「身体的不活動」の基準として正しいものはどれか。
A. 週3日以上、30分以上の中等度の身体活動に過去6か月間参加していない
B. 週3日以上、30分以上の中等度の身体活動に過去3か月間参加していない
C. 週5日以上、60分以上の高強度の身体活動に過去6か月間参加していない
A. 週3日以上、30分以上の中等度の身体活動に過去6か月間参加していない
B. 週3日以上、30分以上の中等度の身体活動に過去3か月間参加していない
C. 週5日以上、60分以上の高強度の身体活動に過去6か月間参加していない
正答: B
身体的不活動は、少なくとも週3日、1日30分以上の中等度の身体活動に過去3か月間参加していないこととして定義される。6か月間ではなく3か月間が正しい基準である。
身体的不活動は、少なくとも週3日、1日30分以上の中等度の身体活動に過去3か月間参加していないこととして定義される。6か月間ではなく3か月間が正しい基準である。
Q14冠動脈疾患リスクファクターにおける「肥満」の基準として正しいものはどれか。
A. BMI 30以上またはウエスト周囲径が男性102 cm以上、女性88 cm以上
B. BMI 30以上のみ
C. BMI 25以上またはウエスト周囲径が男性94 cm以上
A. BMI 30以上またはウエスト周囲径が男性102 cm以上、女性88 cm以上
B. BMI 30以上のみ
C. BMI 25以上またはウエスト周囲径が男性94 cm以上
正答: A
冠動脈疾患リスクファクターにおける肥満の基準は、BMI 30以上またはウエスト周囲径が男性102 cm(40インチ)以上、女性88 cm(35インチ)以上である。BMI単独では不十分で、ウエスト周囲径も考慮される。
冠動脈疾患リスクファクターにおける肥満の基準は、BMI 30以上またはウエスト周囲径が男性102 cm(40インチ)以上、女性88 cm(35インチ)以上である。BMI単独では不十分で、ウエスト周囲径も考慮される。
Q15冠動脈疾患リスクファクターにおける高血圧の基準として正しいものはどれか。
A. 収縮期血圧130 mmHg以上または拡張期血圧85 mmHg以上
B. 収縮期血圧140 mmHg以上または拡張期血圧90 mmHg以上
C. 収縮期血圧120 mmHg以上または拡張期血圧80 mmHg以上
A. 収縮期血圧130 mmHg以上または拡張期血圧85 mmHg以上
B. 収縮期血圧140 mmHg以上または拡張期血圧90 mmHg以上
C. 収縮期血圧120 mmHg以上または拡張期血圧80 mmHg以上
正答: B
冠動脈疾患リスクファクターとしての高血圧の基準は、収縮期血圧140 mmHg以上または拡張期血圧90 mmHg以上、もしくは降圧薬を服用中の場合である。
冠動脈疾患リスクファクターとしての高血圧の基準は、収縮期血圧140 mmHg以上または拡張期血圧90 mmHg以上、もしくは降圧薬を服用中の場合である。
Q16成人における正常血圧の基準値として正しいものはどれか。
A. 収縮期血圧120 mmHg未満かつ拡張期血圧80 mmHg未満
B. 収縮期血圧110 mmHg未満かつ拡張期血圧70 mmHg未満
C. 収縮期血圧130 mmHg未満かつ拡張期血圧85 mmHg未満
A. 収縮期血圧120 mmHg未満かつ拡張期血圧80 mmHg未満
B. 収縮期血圧110 mmHg未満かつ拡張期血圧70 mmHg未満
C. 収縮期血圧130 mmHg未満かつ拡張期血圧85 mmHg未満
正答: A
成人の正常血圧は、収縮期血圧120 mmHg未満かつ拡張期血圧80 mmHg未満と定義される。この基準はAHA(米国心臓協会)のガイドラインに基づいている。
成人の正常血圧は、収縮期血圧120 mmHg未満かつ拡張期血圧80 mmHg未満と定義される。この基準はAHA(米国心臓協会)のガイドラインに基づいている。
Q17血圧測定においてコロトコフ音が最初に聞こえた時点の圧力が示すものはどれか。
A. 収縮期血圧
B. 平均動脈圧
C. 拡張期血圧
A. 収縮期血圧
B. 平均動脈圧
C. 拡張期血圧
正答: A
血圧測定においてカフの圧力を下げていく際に、コロトコフ音が最初に聞こえた時点の圧力が収縮期血圧を示す。音が完全に消失した時点が拡張期血圧である。
血圧測定においてカフの圧力を下げていく際に、コロトコフ音が最初に聞こえた時点の圧力が収縮期血圧を示す。音が完全に消失した時点が拡張期血圧である。
Q18血圧測定時のカフの位置として最も適切なものはどれか。
A. 前腕の中央部に巻く
B. 肘窩の上約2.5 cm(1インチ)に巻く
C. 肘窩の直上に密着させて巻く
A. 前腕の中央部に巻く
B. 肘窩の上約2.5 cm(1インチ)に巻く
C. 肘窩の直上に密着させて巻く
正答: B
血圧測定用カフは、肘窩(肘の内側のくぼみ)の上約2.5 cm(1インチ)の位置に巻く。カフの位置が不適切だと測定値に誤差が生じる。
血圧測定用カフは、肘窩(肘の内側のくぼみ)の上約2.5 cm(1インチ)の位置に巻く。カフの位置が不適切だと測定値に誤差が生じる。
Q19血圧測定前にクライアントが行うべき準備として正しいものはどれか。
A. 30秒間の深呼吸を繰り返す
B. 少なくとも5分間安静に座位を保つ
C. 5分間の軽いジョギングを行う
A. 30秒間の深呼吸を繰り返す
B. 少なくとも5分間安静に座位を保つ
C. 5分間の軽いジョギングを行う
正答: B
正確な血圧測定のためには、クライアントは少なくとも5分間安静に座位を保つ必要がある。測定直前の運動や深呼吸は血圧値に影響を与えるため避けるべきである。
正確な血圧測定のためには、クライアントは少なくとも5分間安静に座位を保つ必要がある。測定直前の運動や深呼吸は血圧値に影響を与えるため避けるべきである。
Q20ステージ1高血圧に該当する血圧値はどれか。
A. 収縮期血圧140〜159 mmHgまたは拡張期血圧90〜99 mmHg
B. 収縮期血圧130〜139 mmHgまたは拡張期血圧80〜89 mmHg
C. 収縮期血圧120〜129 mmHgかつ拡張期血圧80 mmHg未満
A. 収縮期血圧140〜159 mmHgまたは拡張期血圧90〜99 mmHg
B. 収縮期血圧130〜139 mmHgまたは拡張期血圧80〜89 mmHg
C. 収縮期血圧120〜129 mmHgかつ拡張期血圧80 mmHg未満
正答: B
2017年のACC/AHAガイドラインでは、ステージ1高血圧は収縮期血圧130〜139 mmHgまたは拡張期血圧80〜89 mmHgと定義されている。選択肢Aは血圧上昇(Elevated)、選択肢Cは旧来のステージ1分類に該当する。
2017年のACC/AHAガイドラインでは、ステージ1高血圧は収縮期血圧130〜139 mmHgまたは拡張期血圧80〜89 mmHgと定義されている。選択肢Aは血圧上昇(Elevated)、選択肢Cは旧来のステージ1分類に該当する。
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