第9章:特殊集団 基礎(1/2)

第9章:特殊集団

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Q1サルコペニアとは何か。

A. 加齢に伴う関節可動域の増大
B. 加齢に伴う骨密度の低下
C. 加齢に伴う筋肉量と筋力の低下
正答: C
サルコペニアは加齢に伴う筋肉量と筋力の進行性の低下であり、転倒、骨折、日常生活動作の困難につながる。
Q2高齢者の転倒予防に最も効果的なトレーニング要素はどれか。

A. 上肢のみのトレーニング
B. バランストレーニングと下肢筋力トレーニングの組み合わせ
C. 高強度パワーリフティング
正答: B
バランストレーニングと下肢筋力トレーニングの組み合わせが転倒予防に最もエビデンスがある。特に片脚立位や不安定面でのトレーニングが有効。
Q3高齢者のレジスタンストレーニングにおける推奨開始強度はどれか。

A. 自体重のみ(器具は使用しない)
B. 1RMの90%以上
C. 軽〜中等度の強度(例: 40〜60%1RM)から開始
正答: C
高齢者は軽〜中等度の強度から開始し、フォームと安全性を確認しながら漸進的に負荷を増加させるべきである。
Q4骨粗鬆症の予防と管理に最も効果的な運動様式はどれか。

A. 荷重負荷運動(ウォーキング、階段昇降)とレジスタンストレーニング
B. ストレッチのみ
C. 水泳(浮力により関節への負荷が少ない)
正答: A
骨に対する機械的負荷(荷重運動とレジスタンストレーニング)が骨形成を刺激する。水泳は浮力のため荷重負荷が少ない。
Q5妊婦が仰臥位(仰向け)でのエクササイズを避けるべき理由はどれか。

A. 筋力が低下するため
B. 仰臥位低血圧症候群(下大静脈への圧迫による血圧低下)のリスク
C. 体温が上昇するため
正答: B
妊娠後期の仰臥位では増大した子宮が下大静脈を圧迫し、静脈還流が減少して低血圧やめまいを引き起こす(仰臥位低血圧症候群)。
Q6妊婦の運動における絶対的禁忌に該当するものはどれか。

A. 前置胎盤、切迫早産、子癇前症
B. 妊娠初期のつわり
C. 軽い腰痛
正答: A
前置胎盤、切迫早産、子癇前症は妊婦の運動における絶対的禁忌であり、これらの状態では運動は行わない。
Q7妊婦の推奨運動強度として最も適切なものはどれか。

A. 中等度の強度(RPE 12〜14程度、会話ができる程度)
B. 安静のみ推奨
C. 最大心拍数の90%以上
正答: A
妊婦には中等度の強度(RPE 12〜14、トークテストで会話ができる程度)が推奨される。過度な高強度は避ける。
Q8青少年のレジスタンストレーニングに関する現在のガイドラインとして正しいものはどれか。

A. 思春期前の子供にはレジスタンストレーニングは禁忌である
B. 適切な指導のもとで、軽い負荷から段階的に進行するレジスタンストレーニングは推奨される
C. 最大挙上重量(1RM)テストから開始すべきである
正答: B
現在のガイドラインでは、適切な指導のもとでの青少年のレジスタンストレーニングは安全かつ有益とされている。
Q9青少年の成長板(骨端線)に関して注意すべき事項はどれか。

A. 成長板は損傷しても問題ない
B. 成長板は成人になっても閉鎖しない
C. 過度な負荷や不適切なフォームは成長板損傷のリスクを高める
正答: C
成長板(骨端線)は骨の成長に関わる軟骨組織であり、過度な負荷や不適切なフォームにより損傷のリスクがある。
Q10Tanner段階(タナー段階)とは何の評価尺度か。

A. 思春期の身体的成熟度(二次性徴の発達段階)
B. 筋力レベル
C. 有酸素能力
正答: A
Tanner段階は思春期の二次性徴(体毛、乳房、生殖器の発達)の進行度を5段階で評価する尺度である。
Q11心臓血管疾患を有するクライアントの運動処方において、医師の許可(メディカルクリアランス)が必要な理由はどれか。

A. 運動中の心血管イベント(心筋梗塞、不整脈など)のリスクを評価するため
B. 法的義務のみ
C. トレーニング効果を高めるため
正答: A
心臓血管疾患のクライアントは運動中に心血管イベントのリスクがあるため、医師による評価と運動許可が必要である。
Q12心臓血管疾患のクライアントが運動を直ちに中止すべき症状はどれか。

A. 軽度の発汗
B. 胸痛、めまい、異常な息切れ、不整脈
C. 運動後の心地よい疲労感
正答: B
胸痛、めまい、異常な息切れ、不整脈は心血管イベントの兆候であり、直ちに運動を中止し医療対応が必要である。
Q132型糖尿病のクライアントに対する運動の主な効果はどれか。

A. インスリン感受性の低下
B. 血糖値の上昇
C. インスリン感受性の向上と血糖コントロールの改善
正答: C
運動はGLUT4トランスポーターの活性化を通じてインスリン感受性を向上させ、血糖コントロールを改善する。
Q141型糖尿病のクライアントが運動中に低血糖を起こした場合の対応として最も適切なものはどれか。

A. 安静にして何も与えない
B. 運動を継続して消費させる
C. 速やかに速効性の糖質(ジュース、ブドウ糖タブレットなど)を摂取させる
正答: C
低血糖時は速やかに15〜20gの速効性糖質を摂取させ、15分後に血糖値を再確認する。意識がない場合は救急対応。
Q15糖尿病クライアントが運動前に血糖値を確認すべき理由はどれか。

A. 低血糖や高血糖の状態での運動を避け、安全性を確保するため
B. 運動効果を最大化するため
C. カロリー消費を計算するため
正答: A
運動前の血糖値確認により、低血糖(100mg/dL未満)や高血糖(250mg/dL以上)の状態での運動を避け、安全性を確保する。
Q16肥満クライアント(BMI 30以上)の運動プログラム開始時に特に配慮すべき点はどれか。

A. 高強度のインターバルトレーニングから開始する
B. 低〜中等度の強度から開始し、関節への過度な衝撃負荷を避ける
C. レジスタンストレーニングは完全に避ける
正答: B
肥満クライアントは関節への過度な衝撃負荷を避け、低〜中等度の強度で関節に優しい運動から開始すべきである。
Q17BMI(Body Mass Index)の計算式として正しいものはどれか。

A. BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m)²
B. BMI = 身長(m) ÷ 体重(kg)²
C. BMI = 体重(kg) × 身長(m)
正答: A
BMI=体重(kg)÷身長(m)²で計算される。例: 体重80kg、身長1.75mの場合、BMI=80÷(1.75²)≒26.1。
Q18BMI 25〜29.9の分類として正しいものはどれか。

A. 正常体重
B. 過体重(Overweight)
C. 肥満(Obese)
正答: B
BMI 25〜29.9は過体重(Overweight)に分類される。BMI 30以上が肥満(Obese)。
Q19腰痛を有するクライアントに推奨されるエクササイズとして最も適切なものはどれか。

A. 体幹安定化エクササイズ(バードドッグ、デッドバグ、プランクなど)
B. レッグプレスの高負荷
C. シットアップ(腹筋運動)
正答: A
体幹安定化エクササイズ(バードドッグ、デッドバグ、プランクなど)は腰椎の安定性を高め、腰痛の管理に効果的である。
Q20腰痛クライアントが避けるべきエクササイズとして最も適切なものはどれか。

A. 腰椎を過度に屈曲するエクササイズ(シットアップ、トゥタッチなど)
B. 水中ウォーキング
C. ウォーキング
正答: A
シットアップやトゥタッチは腰椎を過度に屈曲させ、椎間板への圧力を増大させるため、腰痛クライアントには避けるべき。

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