ラボ型評価は高精度だが、前提条件と費用を理解して使う必要がある
DXA、BOD POD、CPET、乳酸測定、アイソキネティック評価は、フィールド評価より高精度な情報を与えますが、機器コスト、人的コスト、被験者負担も大きくなります。重要なのは、何が測れるかだけでなく、その情報が介入に本当に必要かを見極めることです。
| 方法 | 評価対象 | 長所 | 弱点 |
|---|---|---|---|
| DXA | 骨量、脂肪量、除脂肪量 | 部位別分析 | 高価、微量被曝 |
| CPET | VO2、換気閾値、呼吸交換 | 心肺評価の基準に近い | 設備と専門性が必要 |
| 乳酸測定 | 乳酸閾値 | 持久系ゾーン設計に有用 | 侵襲的、反復測定が必要 |
| アイソキネティック | 関節角速度別筋力 | 詳細な筋機能評価 | 現場導入性が低い |
| 場面 | 推奨評価 | 理由 |
|---|---|---|
| 競技者のピーキング前 | CPET、DXA | 精度の高い閾値と体組成が重要 |
| 医療連携 | CPET、DXA | 安全性と病態把握の精度が必要 |
| 術後リハ | アイソキネティック、DXA | 左右差や筋量差を把握しやすい |
注意:高精度な方法でも、現場で使い切れなければ価値は下がります。評価目的と介入計画を先に決めてから検査法を選んでください。
理解度チェッククイズ(5問)
Q1. ラボ評価の主な利点は何か。
正解:高精度な生理学的情報を得やすいこと
閾値や体組成をより詳細に把握できます。
Q2. CPETで把握しやすいものは何か。
正解:VO2や換気閾値
心肺機能と閾値の詳細評価に向いています。
Q3. DXAの弱点は何か。
正解:高価で微量被曝があること
精度の高さと引き換えにコストがかかります。
Q4. アイソキネティック評価が向きやすいのはどんな場面か。
正解:詳細な関節機能や左右差を見たい場面
角速度別の筋機能を細かく見られます。
Q5. 評価法選択で最初に考えるべきことは何か。
正解:介入に必要な情報かどうか
測れることと、現場で使うことは別だからです。
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