【MODULE 03】肩甲胸郭リズムの詳細解析:各段階の筋活動パターン
目的:肩甲上腕リズムの各段階における筋活動の時間・空間的パターンを理解
1. Scapulohumeral Rhythm: 解剖学的背景
肩甲上腕リズムは以下の比率で成立:
上腕骨外転0°-90°:肩甲骨外転0°(Glenohumeral主体)
上腕骨外転90°-180°:1:1の比率(Glenohumeral + Scapulothoracic)
2. Glenohumeral Joint の筋活動
Scapular Setting Phase(0°-60°外転)
棘下筋:上腕骨頭の後方スライド
小円筋:上腕骨頭の求心性固定
肩甲下筋:下方回旋抑制
Initial Elevation Phase(60°-120°外転)
三角筋:主力筋(最大出力段階)
棘上筋:初期~中期の外転補助
Cuff muscles:動的内側安定化
3. Scapulothoracic Joint の筋活動
僧帽筋上部:肩甲骨の上方回旋初期
僧帽筋下部:肩甲骨下方移動と上方回旋
前鋸筋:肩甲骨外転と上方回旋
参考文献
Cools et al. (2014) Shoulder muscle imbalance in overhead athletes. IJSPT.
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